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SACHA サチャ
【品種名】サチャ
【生産地】オレリャーナ県 アマゾン地方 エクアドル東部
カカオ豆の形質
特殊な種として特許まで取得した、クリオロ 種の系統を持つ改良品種。サチャはケチュア語でアマゾンという意味です。
豆皮に茶色い粉が付着しているのが特徴ですが、これはサチャ特有のもの。品質には全く問題ございません。ペースト状では、他のカカオ豆と比べて流動性が低いことが判ります。カカオバターでの追油やレシチン等で調整されると、より扱い易くなるかと存じます。
あるレポートでは、赤道直下に近いカカオ豆であればある程、この特徴がより現れるとの事です。
官能チャート&フレーバー
驚くほどの強い大地感と濃厚なカカオ感に、レッドフルーツを思わせる果実様香。そこにほのかに香るゼラニウム等の白い花の系統の花様香が特徴です。
(大地感やカカオ感はレーダーチャート上には表現されておりません。)
発酵の流れ
サチャは果肉の部分が薄め。
約24時間、麻袋等入れ、重力による自然放置で水気を切ります。その後、木箱にカカオ豆を移し、40℃を越えない様に切り返しするなどし、2日間発酵させます。(エクアドルには雨季と乾季があり、季節や気候により発酵日数が変わります)箱から取り出した後は、天日干しでしっかり乾燥させ、輸出の規定値まで水分値を下げて行きます。
これら全てのプロセスは専門家がついているカカオ集荷場にて管理され、弊社の品質に適ったものを皆様にお届けしております。
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